1947-10-14 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第17号 その富士山麓の中で、北部の山梨縣側の方においては、地積が非常に稀薄であるにかかわらず、大體千メートル近くまで開墾開拓されておるのであります。この唯一の根拠は何と申しましても水利その他の便利な點であります。なお東部の方におきましては、演習地の關係上、相當開発が遅れておるのでありますが、火山灰が寛永年間に東北に降りましたために、地積が相當悪いのであります。また併せて水利の状態も非常に悪いのであります。 勝間田清一